学生の一人暮らしにかかる生活費
3月も後半となり、新しい生活の準備も進めている人も多いのではないでしょうか。
特に、大学へ進学する人はほとんどが初めての一人暮らし。
家賃、公共料金などなど今まで気にすることのなかった家のこともすべて自分でやらなければなりません。
親に仕送りをしてもらう予定の人でも、各種支払いに関しては自分で把握しておくことが一人暮らしする意味でありますね。
学生の平均家賃は?
首都圏で一人暮らしをする学生の平均家賃は55,504円。
ほんどが1R、ユニットバス、築20年以上の物件です。
セキュリティがしっかりしていて、お風呂も大きくて、収納もたくさんあって…など希望はたくさんあるとは思いますが、そうなると当然家賃も跳ね上がってしまうのですよね。
バイトをしても、学業もあるので高い収入は望めません。
できるだけ治安の良い場所を選ぶ、または信頼できる友人とシェアハウス、寮母さんのいる下宿なども考え、安心な一人暮らしを考慮することも大切です。
一人暮らしにはさらにこれだけのお金が
これから公共料金が電気水道ガスだけでも10,000円程度、これに加えてスマートフォン代やインターネットの料金なども考えなければなりません。
さらに、電車やバス定期代など通学にかかる費用、細かい学用費も必要です。
ご飯は自炊が一番安い!
人間食べなければやっていけません。
食費も大切な費用の1つです。
コンビニやスーパーの特売でも、自炊に勝るものはありません。
勉強があるので、お昼は学食になってしまうのは致し方ありませんが、朝と夜は自炊で食事を摂りたいもの。
よく貧乏で毎日カップラーメンや牛丼チェーン店の並盛りしか食べられない、と愚痴をこぼす人がいますが、カップラーメンも安くて1個100円前後、牛丼も並盛りでも300円前後ですので、かなりの出費になります。
時間のあるうちから、ちょっとした料理の練習も初めてみましょう。
炊飯器、小さなプライパン、小鍋、フライ返しがあればひとまず料理はできますし、食器は今では100円均一でいいものが売っています。
ガスレンジもアパートに備え付けがある場合もありますが、ない場合は1万円弱でも変えますし、ガスの扱いが怖いという人はIH調理器も今では安価で売っていますので、活用しましょう。
他にもスーツなどの被服費、遊興費も時には必要となるでしょう。
学生にかかるお金などをしっかりと算出してから巣立つのも、大人の一歩ですね。