料理出来な女子はセレブと結婚した方がいいかもしれない。もしくは料理の勉強しよ!
見た目もイイ、雰囲気もイイ、でも料理が出来ないが為に残念なことになってしまった。という身内ネタになります。
驚くほど料理が出来ない女子
これは僕の友人Aのお話になります。
驚くほど料理が出来ない彼女
友人から連絡があり、何かと思えば彼女が出来たとのことだった。
その友人とは付き合いも長かったので、スグに紹介したいと言われ連絡をもらった週に紹介してもらうことになった。
集合場所は友人宅。
僕を含めた男女4人で彼の家に向かった。
集まったのは昼前だったので、すこし腹が減っていた。
早速友人の家に上がり込む僕たち。
友人Aは満面の笑みで僕らを迎えてくれた。そして、部屋に行くと彼女が居たわけだがビックリするほどかわいらしい子だった。
言葉使いもしっかりしており、どこかの御嬢さんなのかと思う位しっかりしていて2度驚かされた。
とりあえず友人はコーヒーを出してくれたのだが、僕はハラペコが限界だったので外食に行こうと誘ったところ、彼女がカレーを作ってくれる事になっているということだった。
友人Aの彼女はエプロンを持参、食材も買ってきており早くも新婚のようで非常に羨ましい光景があった事を今でも覚えている。
昼ごはんの支度を始めて1時間程経過。
この間、「熱い」「痛い」「ガッチャ~ン」など、キッチンからは色々な声や音が広がっていた。
正直「大丈夫なのであろうか・・・。」という不安をみんなで話していた。
友人Aは一緒にキッチンに行っていたが、彼は料理など出来ない。
そんな不安をよそに「カレーが出来た・・・。」と友人が小さな声で言った。
僕らは「お~待ってたぞ!早く食べよう!」と言ったのだが、彼は外食をしようと言い出す。
いやいや、結構待ったんだし食べようよ~とみんなに言われて渋々用意をする。
彼女はなんだか自信満々な感じだったが、友人Aの表情は暗い。
これは一体!?
出てきたカレーを見て全員が驚いた。
正直あれはカレーではない。水っぽすぎる。
全員分が用意され、準備が整ったので全員で食べ始める。
友人Aの表情がさらに暗くなり、彼は食べようとしなかった。
僕らが食べてみると、その暗い表情の意味が分かった。
何故かかなりしょっぱい醤油の味がする。
すこしカレーの風味はするが、言ってみればしょうゆスープにカレー粉を少し混ぜたような感じだった。
彼女から「どうですか~?」と聞かれ誰も何も答えられない始末。
一緒に来た女子の友人が、「いや、頑張って作ったよね」と言う。
続けて、僕は「ちゃんと練習すればおいしく作れるようになるよ」と続けた。
すると友人Aが、「どうしたらカレーをこんなに不味く作れるんだ?」と言ってしまった。
彼女の表情を見ると、友人Aをずっと見つめている。(怒っていたように見えた)
全員でまぁまぁとなだめるが、事態はおさまりそうにないので一時退散することになった。
結局彼女はその後かなり怒ったらしく、破局してしまった。
あれから数年が経ちましたが、友人Aは外見なんかは普通の女の子だけどメチャクチャ料理上手な彼女と結婚しました。
やはり男は胃袋掴むのが一番かもしれませんね。