目鼻立ちがはっきりしている「縄文顔」はシミができやすい?
縄文顔と弥生顔。
日本人のルーツは実は2種類あるのは聞いたことがある人は多いとは思います。
縄文顔、つまり縄文系は日本土着の縄文人のこと。
対して弥生顔は大陸からやって来た渡来人のことを指します。
現在、日本人の75%は縄文系と弥生系の混血。
ですので、縄文系の特徴と言われるはっきりとした目鼻立ちは、日本人でも良くあるのです。
ハーフじゃないのに、ハーフ顔の人も、この縄文の遺伝子が強い可能性が考えられます。
縄文顔はシミができやすい?
ポーラ化成工業や国立博物館のチームが、日本人のシミのできやすい遺伝子の特徴の解析に成功。
それが縄文人にさかのぼる可能性があると発表。
<シミ>できやすい人は縄文系?目鼻立ちはっきりの人注意【Yahooニュース】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000065-mai-soci
ずいぶん遠まわしな言い方ですが、こういう化学的な事柄は、例えほぼ確定でも断言するのは禁物。
ほんの0.0001%でも「そうじゃない」事例があれば、それは100%と言えない訳ですから、「可能性がある」「〇〇な場合が多い」という言い方で発表する訳ですね。
さて、この日本人のシミができやすい遺伝子の研究、ポーラ化成工業の日本人社員244人の遺伝子配列とシミのできやすさの関係を調べたそうです。
遺伝子1500基のうちの1ヶ所の違いでシミができることが判明し、その遺伝子配列を持つ日本人は6.6%。その人達の出身地を調べると、北海道・東北が17.6%、九州地方が21.4%。北海道や九州は縄文人型が多いとされる地方なのです。
さらに、アイヌ人の骨などの遺伝子資料を調べると、約30%がこのシミができやすい遺伝子を持っていたことがわかりました。
確かに、この研究結果では「可能性がある」としか言えませんね…
縄文人型の特徴は
目鼻立ちがはっきりしている
顔が四角い、角ばっている
背が低い
手指が短く太い
唇が厚い
髪や髭が濃い
などと言った特徴があります。
もし、これらが多く当てはまり、かつ出身が北海道東北、または九州、沖縄ですと縄文人の遺伝子を多く受け継いでいる可能性がありますね。
シミができやすいのも、どの程度「できやすい」のかは不明ですが、スキンケアで気をつけた方が良いかもしれません。